2022-10-13

安房が育んだ幻想の銅版画家 利渉重雄展 私設 房総郷土美術館(鴨川市)

会期:2022.10.14(fri)~20.12.25(sun)

「夜を詠う巡遊の群れ」銅版30×49.5cm 1991

鴨川市に生まれ、館山市で育った利渉氏は、国際的な版画コンクールに授賞し活躍する銅版画家です。その作品は精緻で、生まれ育った安房の豊穣の海を連想させる浮遊感と幻想的な作品がモチーフのようです。今回の展覧は、氏の初期作から近作まで53点の作品が並びます。(館主あいさつより)

利渉重雄(りしょうしげお)略歴

1948年 鴨川市に生まれる。(生後51日目から館山市)グラフィックデザイナーの道に進み、1978年に独学で銅版画を始める。1979年〜2022年、日本版画協会展(東京都美術館)に出品。

・1983・86・89 フレッヘン国際版画トリエンナーレ(ドイツ)’83 第3席

・1984・86・92・95 ノルウェー国際版画ビエンナーレ(ノルウェー)’84ビエンナーレ賞、86・92 招待

・2012  東京都美術館セレクション「版17」特別展出品 

「七つの伝説」銅版 36.5×64cm 1981

裏清澄の四季の自然とともに 私設 房総郷土美術館 

所在地:〒299-5506 千葉県鴨川市四方木410-5

開館日:金・土・日曜日 10:00〜16:00

連絡先:0470-94-0333

 

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