2020-10-17

生命のリアリズム 珠玉の日本画 神奈川県立近代美術館 葉山館

日本画の変革者が表現する命のカタチ

日本の近代化とともに変貌を遂げてきた「日本画」の世界。本展では、変化し続ける近現代の日本画の画題や技法に着目し、戦中・戦後をつなぐ表現の展開をたどりながら、「生命のリアリズム」というテーマで多彩な作家と作品を紹介します。
1章では、コレクションを中心に、「人」と「自然」をキーワードに、画家たちの探求の軌跡を追います。写実と抽象、自然に託して描かれた画家の心象など、時代を反映した表現に焦点をあてます。2章では、近年再評価の進む画家として朝倉摂、荘司福、堀文子、柴田安子を取り上げ、戦中の女性や子どもたちから戦後の労働者などへの画題の広がり、西洋絵画の吸収について紹介し、その先進性を問い直します。3章では、現代の日本画を代表する一人として、葉山在住の画家・内田あぐりの作品を、新作も含め特集展示します。
日本画の変革者たちによる名品をご堪能ください。(パンフレット抜粋)

展覧会の見どころ

1. 近・現代の日本画の変革者たちによる名品が集結

安田靫彦、福田豊四郎、片岡球子、小倉遊亀など、コレクションから厳選した作品と国内の美術館の名品あわせて約60点を展示します。

2. 葉山館でしか見られないテーマの展覧会

「生命のリアリズム」をテーマに、尾竹竹坡、丸木スマ、内田あぐりなど独自の道を歩んだ作家たちの個性あふれる作品を、画会や年代にこだわらず紹介。ここでしか見られない展覧会となっています。

神奈川県立近代美術館 葉山館

所在地 〒240-0111 神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1

会期 2020年10月10日(土)〜12月20日(日)

連絡先 046-875-2800(代表)

ホームページ http://www.moma.pref.kanagawa.jp/

 

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